Future2024年11月ガイドブック
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輸入輸出どんな変化があるか考えてみることが大切なんだね!ガソリン・電気・ガス・食品・衣料品・工業製品・投資などわたしたちの身近にある、ほとんどのものに“輸出入”が関係しています。ここで改めて、円高・円安の意味を確認してみませんか?円高とは文字通り、日本円の価値が高くなること、円安とは、日本円の価値が低くなる(安くなる)ことを表しています。1111ドル=100円のときであれば、10ドルのモノを購入する際には1,000円が必要です。しかし、円安が進み、1ドル=135円になると、10ドルのモノを購入するためには1,350円が必要になります。円安になると外国の商品を購入する際、たとえ同じ製品であっても、今までより多くの日本円を支払わなくてはいけません。つまり、日本円の価値が下がっている状態ということになります。円 安メリット円 高デメリット円安の状態になると仕組みをちゃんと理解したい人のために!円高・円安について解説します。海外市場の競争力up値上げにより販売力down同じ販売価格でも多くの収益を得られる仕入れ価格が上がり、食品・エネルギーが高騰する外貨や株の運用をしていた人は円安の差益が生じて、資産が増える海外で多くの売上をあげている企業は、売上UPで給与やボーナスが増える海外製品や旅行の価格が下がる同じ販売価格だと収益が下がる食品やエネルギーの価格が値上がりする海外旅行の価格が行きにくくなってしまう割高になり円高・円安って?意味とメリットデメリット

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