「Futureしずおか」高校課外授業が10月9日、榛原高校（牧之原市）で開かれました。今回は保護者を対象に進路勉強会を開催、キャリアカウンセラーと県内企業で働く社会人が講師となり、コロナ禍で変わる就職活動や働き方などをテーマに話しました。

　講師は、キャリアカウンセラーの野口直子さん、島田掛川信用金庫人事部の松浦利幸さん、静岡新聞社の宮﨑敏英の計3人で、保護者約50人が参加。講師は、学校生活の中で身につけたい習慣やコミュニケーションの大切さ、職種ごとに求められるスキルなど、約30分ずつの講義を行いました。野口さんはコニュニケーション力向上をテーマに、「多様性の時代を迎える中、自分の考えをきちんと言語化して相手にわかりやすく伝えることが大切」などとアドバイス。保護者からは「企業が必要とする人物像が具体的で勉強になりました。子どもたちにも伝えたいです」「社会情勢が大きく変わる中で、保護者も情報収集が大切だと実感しました」などと感想が寄せられました。

　課外授業は、新型コロナウイルス感染症対策のため同校からオンラインで配信、保護者は自宅のパソコンなどで視聴しました。