本年度6回目の「Futureしずおか」高校課外授業が11月17日、富士市の吉原工業高校で開かれました。県内企業・団体などで働く社会人が講師となり、就職を希望する2年生70人が仕事への理解を深めました。

　いなば食品（静岡市）、ジェイカムアグリ（東京都）、パーパス（富士市）、ロータスクラブ静岡（静岡市）計4社の担当者が、各教室に分かれ、自身の高校時代の話や進路選択、仕事への思い、やりがいなど、約25分の講義を計2回行いました。同校卒業生でパーパスで働く新林遥輝さんは、会社を決める上で「自分がやりたいことが見つからない時は、やりたくないことを挙げてみるのも良いと思います。後悔の残らない就職活動を。」とアドバイスしました。生徒は「実際に働いている先輩の意見が聞けて、会社の雰囲気がわかって良かった。」「社会に出たら、誰かに言われたからではなく、自分から行動する力が必要だという事がわかった。」などと感想を寄せてくれました。