21.3タブロイド
4/12

勉強するのは「志」を達成するため。そして人の役に立つこと、地域貢献すること。自身の適性を知り判断力を身につけ、信じた道を選んでいく。どんな子でも将来、頼りにされるときが必ず来る。その時に応えられるか逃げてしまうのか、それが人生の岐路だと思う。自分を信じて挑戦すること、それを経験するのが高校生活だと思う。今は『見える化』を大切にしています。具体的には「頑張ったこと」と「力のついたこと」の見える化。頑張ってきたことを記録に残し、自身の成績を振り返ることができるようにしています。生徒たちは必ず、成長したい、チャレンジしたいという気持ちがある。その気持ちを大きくさせることが我々教師の役目で、その気持ちを育むには、生徒たちに成功体験を積み重ねてもらうことを重視している。勉強することで知識が身につき、物事を多角的に判断できるようになる。学校での勉強や生活、部活動は社会に出るための訓練と思えばいい。情報アンテナを高くして、高校生のチャンスを逃さないようにしている。人格形成は高校生までが勝負。やりたくない事にも手を挙げられるかどうかが人生を左右する。社会に出てからは自分で責任を取らなければならない。学生のうちは最終的な責任は先生や親が取る。だからこそ高校生のうちに色々とチャレンジして欲しい。職について、やはり親の意見が大きい。自就分の意見を貫こうとする子も、最終的には親の意見を聞いて就職先を決めるケースが目立つので、もう少し自分を貫いてもいいのでは?と比べて、怒られ慣れていないように見昔えます。中学での部活動の経験が少なく、高校生になって生活指導が必要な子どもたちが増えているのが気がかり。試掛けに簡単に引っ掛かってしまう子が目立つ。験で、文意をきちんと読み取れば答えにたどり着けるものも多いが、その手前の引っ自分の可能性はわからない。何にでもなれる。年齢を重ねて大人になって、社会人になって、色々な制約がかかってくるとだんだんやりたいことが出来なくなってくる。だから今しか出来ないことを思う存分して欲しい。高校内の活動だけでなく、外部と連携することで得られるものは多い。そこにチャレンジするためのアンテナを常に高くしていたい。解力が落ちているように思います。辞読書で調べずに、スマホで調べて分かった気になってしまうが、スマホの情報は、自分の興味がある部分の情報は出てきても、それ以外の部分が見えなくなっている。小さい頃によく本を読んできた生徒は、理解力に優れて感心する。生徒の二極化が激しい。系・文系と早々に振り分けてしまう今理の教育に多少、問題点を感じます。最初は苦手だった子が後で得意になる場合もある。いかにいろんな選択肢を生徒に与えられるかが課題。強しない理由を聞いてみると「時間が勉ない」という返事が多く、さらに理由を聞いてみるとインスタやゲームなどに夢中。スマホは時間を無限に奪う。中には依存症気味と思える子もいて心配です。NSにはいい面も悪い面もあって、似たS仲間ばかりを集めて、肯定し合うため、それが大多数の意見に見えてしまって、それと違うものを選択肢から早々に外してしまう傾向も。でも学生の間は選択肢が多ければ多い程いいと思う。決めるのはもっと後でもいい。地元の高校の先生に「学校で勉強するのは、何のため?」という質問をぶつけてみました。何かヒントになるかも?学校生活で苦手な教科と付き合っていく方法を自分なりに見つけ、よりよい方向に向けていくのは社会に出てからも役に立つことだと思います。不器用だけどまじめな人間と、器用だが不真面目な人間では、社会的には前者が評価されます。社会に出ると世の中は忙しくて周りは注意してくれないけれど、そういったことを注意してもらえるのは高校生の特権です。今やることを一生懸命取り組むことで、より広い世界にたどり着ける。勉強したことが直接役に立たなかったとしても、勉強した経験を基に、厳しい世界でも耐え抜く力をつけていってほしい。イマドキの傾向を心配するこんな声も先生たちからのアドバイスと応援エール!「勉強は、何のため?」

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る