2022年7月タブロイド
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□求人票に書かれている言葉で  分からないことは検索して調べる例えば仕事内容に書かれている「組立ライン」「プレス」「溶接」などがどういった仕事なのかを自分で調べてみよう。□自分が気になる企業の  各項目をチェック□そこに毎日通うイメージをする「仕事内容」「基本給」「福利厚生」「賞与」「昇給」「休日等」など、自分が気になる項目は必ずチェックしておこう。自宅からの通勤時間や交通手段など、自分で調べて実際に行ってみよう。内定率が高い反面で、高校新卒者の3年以内の離職率が大卒に比べて高いのも事実。中卒ではなおさらその傾向が強い。離職の理由はさまざまだが、「こんなはずじゃなかった」「思い描いていた仕事と違った」など、就職前のイメージとの相違も原因の一つ。求人票にはさまざまな情報があるので、自分で調べて、具体的に働く姿をイメージすることができていれば、その差を縮めることができそうだ。もし迷ったり、悩むことがあれば、周りに相談し、話を聞いてみることも大切。先生、親、そしてハローワークの窓口でも相談をすることができる。まずは動いてみよう。就職というと知識や技能を身につけることに目が行きがちだが、企業側が高校生に求めているのは、実はもっと手前の「人間力」と「社会人としての基礎力」であることが多い。例えば、時間を守る、しっかり挨拶をする、周りとコミュニケーションがとれるなど。これは学生生活の上でも必要なスキルだ。学生から社会人になるのは、ある日突然進歩する訳ではなく、今の学生生活の延長線上に、自分の未来がある。企業が重視しているのは、まずは基本が身についているということ。即戦力を求めている訳ではないというのは社会人の転職などと大きく異なる点だろう。この先の進路はどうする?求人票が届いてから行うこと人としての基礎力が重視される実際に届く高校生向けの求人票を参考に、何が書かれているか見てみよう。即戦力よりも、就業時間実際に労働する時間帯を表す。補足事項ここには意外と大事なことが書かれているので見落とさずに。ジモトに残る?求人票の見方のポイント

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