2023年3月タブロイド
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※ロボット技術やICTを活用して超省力・高品質生産を実現する新たな農業こは伊豆賀茂地区唯一の農業高校。町おこしの一環で荒れた段々畑にレモンの木を植える活動をしたり、河津桜の酵母を使ったパンの研究をしたり、隣接する認定こども園に農業を教えるなど、様々な活動を行っている。そんな中でも今、注目されているのが昨年から導入されたスマート農業※の取り組み。通常、農業といえば天候に左右される職業。収入が安定しないことや農家の高齢化などもあり、近年は若い担い手不足が深刻。後継者がなく放棄されたままの田畑も多く見られる。ここでは、土を使わず、室内でタネから収穫までを完全にコントロールする未来型の農業スタイルのため、天候に左右されることもなく収穫までの日程や収穫量が計算できる。また虫や病気の被害も少なく、農薬不使用で育てられるのもメリットだ。田高校南伊豆分校ではこのシステムで、サラダほうれんそう、水菜、リーフレタスなどの葉物を育てている。また日差しが強い夏には露地栽培では育てられなかった葉物が、年間通じて生産可能になったことで、安定的な収入が見込める。まだまだ模索段階ではあるが、温泉宿や有名なホテルのブュッフェ、給食などにも採用されたり地元の道の駅で販売実習を行うなどして好評だ。生徒たちは野菜づくりを通じて、いろんな大人とつながり、周囲から認められることで社会へ出る自信にもつながっているようだ。高校生がスマート農業で作ったおいしい農薬不使用野菜観光客に食べてもらって町おこしにも一役買いたい高校生またはご家族、進路指導の先生など、ご意見をお寄せ下さい。メールをいただいた方の中から抽選で3名様にマックカード1000円分をプレゼント!お預かりした個人情報は当企画運営の目的のみに使用させていただきますメールの件名に「マックカードプレゼント」と記入し、メールの件名に「マックカードプレゼント」と記入し、以下の内容を記載して下さい。以下の内容を記載して下さい。 ①氏名、年齢、住所   ①氏名、年齢、住所   ②気になった企業名 ②気になった企業名 ③「Futureしずおか」への意見や読んでみたい記事 ③「Futureしずおか」への意見や読んでみたい記事締め切り 2023年4月15日締め切り 2023年4月15日Eメールfuture@shizuokaonline.com静岡新聞社「Futureしずおか」事務局〒422-8033 静岡市駿河区登呂3-1-1TEL054-284-9018(平日9:00〜17:00)スマート農業で取り入れたシステムでは、管理して1ヶ月後にはキレイな状態のまま販売することができるHigh school×Local industry下田高校南伊豆分校賀茂郡南伊豆町まだ社会へ出る前の高校生たち。まだ小さな力だけど、学校の授業での取り組みが、ちゃんと地域や社会のためになっている。「Futureしずおか」を活用して、将来に備えてさまざまな情報を集めよう。応募はここから問い合わせ主な活動実績令和4年よりスマート農業を開始。過去には、第67回 日本学校農業クラブ全国大会にて意見発表会で全国1位になったこともある。http://www.at-s.com/future/高卒採用実績チェック企業からの情報に基づいた過去2年間の高校卒業者採用実績の有無を掲載しているので、高校卒業後、就職を考えている人はここをチェック。しばらく保管ここに出ているのは、地元の高校生を応援する地元企業・学校。今すぐに使わなくても、その情報ページを保管しておこう。サイトをリサーチ気になった会社がどんな企業か、もっと詳しくサイトに出ていることがある。二次元コードを使って調べてみよう。複合的に利用2023年11月には「Futureしずおか」ガイド(冊子)が発行される。配布は2年生対象だが、公式ホームページでも閲覧できる。バックナンバーも見られるので興味のある人は覗いてみて。Futureしずおか公式サイトをチェック!PresentFutureしずおか使い方ガイド下こ高校生がジモトの力になる!

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